速水の日記 1月

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1月30日

 世間は『Fate』で盛り上がっているのだろうが、月末なので月例残業の上帰宅。『Fate』は明日買って来る予定。
 帰宅するとドアホウなニュース。

兄貴が尿路結石で病院送り

 オマケに痛風初期だと。もう、馬鹿というかアホというか……とりあえず5・6辺死んで来いと毒づいて、あまりの馬鹿馬鹿しさに飲まなきゃやってられないのでラムをストレートで。
 明日買出しに言ったついでに義姉さまにはケーキを、馬鹿兄には菊の花束を持って行ってやろう……って、ストレートな攻撃ではツマランので、茨城の銘酒「白菊」でも持っていこうか。いや、痛風持ちにアルコールを持っていくのは飲まれたら敵わんので止めるが。

1月29日

 仕事仕事仕事〜仕事が溜まっているのよ〜。ドクターペッパー飲みながら、粗方何とかした。
 仕事がここまで溜まるのは、パソコンが壊れまくるのとプリンタのアホウなトラブル(要は再生品トナーが馬鹿)で呼び出される所為なのよ〜今日もパソコン2台とプリンタ1台。一番面倒なのは流石に暇している他人に押し付けた。
 帰り掛けにオンラインニュースで、政府が日本も独自で有人宇宙飛行を目指すだと……正気か? 予算はどこから? いや、無駄な箱物に税金突っ込むより良いけどさ、どこまで予算出せるやら。2桁増は……無理だろうな。

1月28日

 本日の仕事の手順を組み終わった直後に「パソコン壊れた」と呼び出されてがっくし。症状を確認して代替機の準備かよ〜と帰ってきたら「プリンタが壊れた」という伝言があって更にがっくし。やる気なくした。
 夜、母親が見ていたトリビアの泉のベン・ジョンソン二題噺が面白そうなので一緒に見て笑う。催眠術で全力を出せる筈……の状態よりも、先に放送した追い風15mの方が記録が良かった、ということは追い風の効果は有った、ということか。あそこまで風が強いと却って走りにくいのではと思ったが。まぁ、往年の記録は望むべくも無いが。

1月27日

 眠い。眠すぎる。仕事にならん。どのぐらい酷いって、エレベーターを下りて右に曲がったつもりで左に曲がっていた。
 職務質問した警官を散々殴り倒して逃走した暴行犯を制止するために発砲したところ、背中に命中したため、犯人が損害賠償を求めた裁判の判決が東京地裁で。拳銃使用不適で犯人勝訴という儂にとっては信じ難い判決。暴行の現行犯、それも逃亡するための暴行だよ? 逃げる暴行犯を背後から撃っちゃイカンってどういう判断よ?
 地裁・高裁も都道府県議員選挙と同時に都道府県民審査する様になりませんかね?

1月26日

 氷室氏が、疲れはそれほど溜まっていないから。でも、最近人の居ない筈のところでも人影を視界の端に捉えるようになってきたね。あれは一体誰なんだろう? と言っていたのだが、この件については奇譚妖怪研究家の中嶋悟氏のレポートを読むと良い。

 視界の隅または鏡の隅に映る、或いは横切る影の話は多い。この影は概して死神の類と言える。と言うのは、この目撃譚の最後は、この影を完全に見てしまった時、または、この影に覆われてしまった時には死ぬ。助かるときもあるが、瀕死の状態になっているというのが常だからである。
 この影が頻繁に見える、または、はっきりと見える様になってしまった時は、影が出なくなるまで酒色・肉食を断って謹慎する(謹慎中は読経が加えられることも多い)、一種の「物忌み」を影が見えなくなるまで行うと良いとされる。
 こうしてみると、物忌みで死神を追い払う、と受け取れるが、実際はそうではない。この、視界の隅に映る影は、自分自身の魂または魄だからである。つまり、影が見えるというのは魂魄が肉体から抜けかけているという危険な状態なのだ。自覚症状がないだけで、肉体と精神の一方または双方が疲弊している状態なのである。そして、魂が抜ければ肉体は昏睡状態となり、そのまま死ぬか臨死体験をすることとなる。魄が抜ければ突然死を迎えることとなる。それを防ぐための食事療法と休息が「酒色・肉食を絶って謹慎」なのである。読経が加えられるのは精神状態の改善のためであるが、仏教依存度の低い現代ではケースバイケースであろう。

 要約すると「自覚がないだけで疲れが溜まってる。自覚が無いだけ危険。」ってことですな。できるだけ早め多めに寝るようにしてみることをお勧めする。
 あー、引用でイタリックばかりで読みにくい。

1月25日

 今週購入予定のソフトが発売延期であることを確認。既に1度延期していると言うのに。ついでに、このメーカーのサイトは半年程更新止まっている状態だから、そんなトコのソフトを待つのなら延期も許容すべきなんだろうか……。

1月24日

 基地に行くと、Nick-IB師匠が呻いていた。なんでもゼンキ様が不味いから止めておけ、と制止した「たれ蔵」というつけ麺屋にグレート魔神先生と食べに行き、いつもの宗教的方針でたれまで全部飲んだら、腹を下したという。さらに、グレート魔神先生は店を出てから耐え切れずに吐いてしまったそうな。腹を下したのはつけダレを飲み干した暴挙の所為だろうが、寛容な味覚のグレート魔神先生が吐くほど不味いとは恐るべし。儂は魚介系出汁のラーメンは大嫌いなので行くことはないが、ここまで酷い現実を目の当たりにしてしまうと興味も湧く……儂は行かないけど。

1月23日

 WIN2Kマシンの不具合解消にちょいと本腰上げて取り掛かることにする。唐突にリブート(ブルースクリーンにすらならない)がかかるのだが、出現パターンと、発生するようになった契機より、DVD−RAMドライバとNICドライバの不具合だと思われるが、唐突にリブートの症状はメモリエラーの典型例なので、まずはmemtest86を実行。結果、ノーエラー。まぁ積んでいるメモリは安かっただけで安物ではないからな。サムスンとは違うのだよサムスンとは。
 メモリエラーであればあっさり片がついたのだが、これからドライバ入れ替えてデバイス削ってみたりとか、面倒な作業に取り掛かるのか……出来れば切り札を使わずにDVD−RAMドライバアップデートで片付いてくれないかな。

 DVD−RAMドライバアップデートとUTPケーブル交換でとりあえず落ち着いた模様。最悪NIC差し替えまで準備していたが、そこまで行かなくて良かった。
 UTPケーブルも要調査対象だったので、今まで98マシンで使っていた業務用UTPケーブルに差し替えて、98マシンはエレコムの新品CAT5Eケーブルを割り当てたのだが……98マシンが繋がらなくなった。面白いことに、HUBまでは行って、他のPCとは通信可能なのにルータにPINGが飛ばない。仕方が無いので、業務用UTPケーブルをもう一本下ろして使用。今度はOK。儂の部屋は電磁波が変に渦巻いているとは言われたことはあるが、98マシンは何故エレコムのUTPを拒絶するのだろう……予備にSTPケーブルでも仕入れてくるか?

1月22日

 軽いが時間がかかる作業の所為で1人で2時間ほど居残り。強い風の音にげんなりしつつ帰ろうとしたところ、痴話喧嘩のような台詞の女の金切り声が響き渡って吃驚。会議室でチャリティ演劇の練習していた為と判ったが、ちゃんと会議室の使用予定表に書いておいてくれよ。
 眼精疲労とドライアイがアレなので、加湿して早々に寝るつもり……だったのだが、先日のNICドライバアップデートではWIN2Kマシンの不具合が改善されていないことが発覚してしまい、作業に……取り掛かるのは明日に延期。

1月21日

 課長の大声のしゃべりがウザイの何のってな日々ではあるが、たまに面白い話が混じるのがジジイの年の功と言うヤツ。安土桃山以前の仏像や江戸でも飢饉の時の仏像は、あまりにも込められた願いが強すぎて迂闊に手を出せないのだとか。寺に安置され、供養されているにも関わらず障りがあり、そういう仏像が実は地元にもあるそうな。地元にもあるとは知らなんだ。まー、願いとは言っていたが、鎮める・慰める対象の想念が強すぎて中々鎮魂・慰撫できんのじゃろうな。
 夕食前はやたら眠かったのだが、PCの前に座ったら眠気が飛んでアレ。これで夜更かししたら負のスパイラル突入でヤバイな……とか思いつつも用件は早めに、ということでNick−IB師匠に電話。用件は他愛も無いこと2件だけだったのですぐに済んだのだが、その後万城目の尿路結石疑惑に関して、食生活の改善ネタで盛り上がる。蓚酸対策が矢張りメインだということだが、ビタミンC過剰摂取が蓚酸を増加させるという話題になり、奴さんは何でビタミンCを取りすぎたのだろうか、ということに。
 師匠「まぁ、最近は保存料として何にでも入っているからなぁ」
 儂「でも、過剰摂取となるとなぁ……あ!アレだ!CCレモンだ!」
 師匠「おおぅ!」
 儂「では今後はCCレモンも禁止ということで」
 師匠「シンプソンズ禁止〜」
 万城目の趣味は全て結石に結びつくようだ。
 ※万城目はキャンペーンの「シンプソンズ」グッズのためにCCレモン・グレープを大量購入していた。

1月20日

 欠点は色々あるけど、ネスケよりオペラの方が色々と使い易いし機能も宜しいのだが……最大の不満であるあのバナーを取っ払うのに5千円を払うならエロゲー買うよなぁ……と悩む日々。でも、シェア9割のIEは捨てられない。オペラよりIEの方が便利な部分つーのもあってな。
 そろそろ次の『カレイドスター』のDVD販売案内が出ているハズ、とチェックしてみたら……「幻の大技BOX」エピソード5〜8セットで3万って何スか? 幻の大技って、業績不振対策の大技デスカ?
 ※作品販売業績不振なら、纏めて出して、コスト削減・在庫リスク低減を図る。メーカー損益業績不振なら、それなりの販売数が見込める作品を高額商品に仕立てて、売上高の上積みを図る。
 あああ……3月期だから4月のカード支払が現時点で3万確定かよ……年度内はおちおち通販出来やしねぇ。
 クローズアップ現代が今日はオンラインゲームで、冒頭にゲーム内結婚式をやっていたのだが、これを見て兄貴の体験談を思い出した。昔の別のゲームだけどね。曰く、ゲーム内で有志一同で結婚式が行われたのだが、式の最中にPKが乱入。新郎新婦の盾となって死んでゆく参列者、その間に態勢を立て直して反撃に移る参列者。最終的に新郎新婦は守られたが、以降、式典には守衛がつくようになったとか。儂ゃオンラインゲームに参加するつもりは今のところ無いが、エロゲーに飽きたら参加しても良いかねぇ。
 無性に聞きたくなってPSY・Sの「Brandnew Menu」を掛ける。いー加減これも古い曲だよな。儂が初めてPSY・Sの曲がコレで、1985年か86年のFM東京「音の仲間達〜飯島真理の青春音楽館〜」の新人ゲスト2組の内の1つとして出演したときに最初に掛かった曲。その時掛かったのが3曲で、2曲目が「Paper Love」なのだが、3曲目は覚えていない。あ〜、PSY・Sと言えるPSY・Sのアルバムでは「Mint Electric」だけ欠けているんだよな。廉価版が入手可能なうちに押さえておくか……え?「Winter Lounge」復刻してたの? 知らんかった……初代を持っているけど。
 で、PSY・Sの初期アルバムを掛けながら、PSY・Sの曲をドンシャリ強化アレンジすると、I'veファン層にウケそうだな、と思ってしまう。つーか、儂がI'veのアルバムの中で「disintegration」が気に入ったのは曲がPSY・Sに近かったからか。PSY・Sが気になる人はとりあえずベスト盤「TWO HEARTS」を聞いてみると吉。
 ファーストアルバム「Different View」を掛けながら寝る。

1月19日

 職場に着いてから、セーターを裏返しに来ている事に気付いてギャース。でも、他人に気付かれる前だったので、そ知らぬ顔して一旦脱いで、暫くしてから直して着る。
 サンデーGXを回収して帰宅。『美女で野獣』が今のシリーズはちと面白くなかったが、今回で終わりなので、次のシリーズに期待。
 帰宅後、カードの請求が予想よりX万円多くて仰け反る。それでもNick−IB師匠の3分の1以下だが。いやぁ、カードの締め日を勘違いしていたのが全ての敗因。ってことは来月もY万円か……キッツイのぉ。円高プリーヅ。

1月18日

 昼前に起き出してちまちまと同人誌の取捨選択。目標は廃棄50冊だったが、結果46冊。まぁ、棚2段だから仕方が無いな。それでも床の山1つ潰したし。母親が一日中車を持ち出して遊び歩いてくれたので、DVD収納箱を買ってこられなかったのが残念だが。
 麻雀。ポン吉を嫌がらせる程度には勘が戻ってきたと思う。タコ打ちだがな。
 夜、CUTTING EDGE様で紹介されていた「憂鬱なプログラマによるオブジェクト指向日記」の1月16日分「感想文の意味」を読んで儂の1月13日付で書いた文中にある「通読することは簡単でも読解することはフツーの人には極めて困難なのだがね」という事にタイムリーに呼応しているので笑う。リンクは貼らないので、興味ある方は検索してくれ。
 で、日記筆者の記述の半分、感想文は他人に読ませる文章であるから、読み手を喜ばせるように書かなければならない、という点はその通りだが、「つまらない」「共感できない」という言葉は、読書感想文ではタブーである。という点は否定。読解した上で、何故つまらないか、何故共感できないかを詳細に記述した感想文は、採点者が採点するだけの能力を持っていれば高得点となる。採点者はすべからく無能だからタブーだ、というなら儂も経験則上、それなりのレベルでないと採点者は基本的に無能だと思うので賛成するがね。
 日記筆者は小谷野敦氏の『バカのための読書術』から著者の体験として『走れメロス』でメロスが短絡的に王宮へ乗り込んだのはけったいな話だ、と書いたら教師から「君は理解ができてないねえ」と言われた、ということを引用し「共感できない」がタブーの実例としているようだが、これは儂が教師でも「読解が足らんねぇ」と答えた事例だ。確かにメロスは妹の婚礼前に王宮に乗り込み、あまつさえ処刑の刻限に遅刻しかける計画性の無い大馬鹿者である。だが、このような大馬鹿者でなければ手前が窮地に追いやった友のために走ると言うタイトルシーンが見せられない。それ故、妹の婚礼を済ませてから王宮に乗り込むような行為はありえない。通読から100分の1歩、読解を進めるだけでこの程度の事は理解できる。
 第一印象として「馬鹿げた話だ」はアリだ。ではなぜ主人公はそんな馬鹿な行動を取るのか。そして作者はなぜこんな馬鹿な行動を取らせるのか。そこまで考えて読み直し始めると「馬鹿げた話だ」という感想を乗り越えてあらたな思索に行き着く。これが読解の初歩。メロスが桁外れの大馬鹿野郎でなければならないという事に気付けると、ながいけん氏の名パロディ『走れセリヌンティウス』に行き着く訳だ。いや、これは冗談だが。
 ここで問題は、教師の能力である。
 『走れメロス』にはメロスもセリヌンティウスも桁外れの大馬鹿野郎でなければならない理由が埋められている。そして、思索を深めると、「著者がどこまでのメッセージを込めていたかに関わらず」様々なことが読み取れる。この著者の思惑を超えてしまうのが物語の力であり、物語を鏡として内なる思索を表出するのが読解の一つであり、感受性である。
 ここまでちゃんと生徒を導くのが教師の仕事なのだが、その様にちゃんと仕事をしている教師は如何程居ようか。それ以前に、ちゃんと文学なる代物を己の力で読解できる教師が今の学校に如何程居ようか。「約束を果たすために誘惑を振り切って走るメロスに感動した」などというありがちな全然読解できていない愚昧極まりない感想文に対し、正しく落第点をつける教師はどれだけ居ようか。
 「文学読解能力はテストの現代文の読解問題とは全く異なる技能」という現在の受験社会でのみ「読解」をしてきた教師の能力は信用しないのが儂。

1月17日

 昼に起き出して大学ラグビー観戦。早稲田の強襲を押されまくりながらも食い止めつづけ、終了間際まで無得点に押さえた関東学院ディフェンスはスゲェ。にしても、前半無得点なのに後半は大量失点を喫したのは何故ですか早稲田さん。
 夜にかくしなセンセと打ち合わせ。今回は悪天候なので初めっから居酒屋に行くつもりだったが、悪天候ゆえに呼びつけるのもアレかな? と思いつつ氷室氏に電話してみたが繋がらないので、2人で魚民へ。
 打ち合わせ本題終了後も色々と話しつつ、あっという間に2時間。帰りの電車に遅れそうになり、駅まで数十メートルを小走りに移動したのだが……アルコール入っている中年は走ってはイケナイと実感。電車に間に合ったので、まぁ、良し。
 話題的に氷室氏が居たら面白かったかもしれないが、氷室氏が居たら終電逃したかも知れん。

1月16日

 予定は狂いまくったが、先週来の仕事の山を一段落させることに成功。しかし、仕事を進めた所為で明日のかくしなセンセとの打合せに持ち込もうとした資料は間に合わず。まぁ、最終締切は半年先だからな、打合せしてから設定を固めなおそう。
 下らない居残りに付き合って帰宅。
 陸自先遣隊出発。隊員諸兄の無事帰還を祈念する。思うところは色々あるが、陳腐なクダ巻きにしかならんから書かん。

1月15日

 2週間後のハズの仕事が一気に早まって落ちてきてギャース。結構ピンチのテーマ流れまくり。
 愉快なニュースを見かけたような気もするが、色々追い詰められてきたので何もネタ無し。
 帰宅後、来週の麻雀のために、少しは勘を戻そうと麻雀ゲーを引っ張り出したが……イカン、弱くなっている。1週間でどれだけ勘が戻るやら。

1月14日

 静電気が酷いのよ〜。PCのリカバリ作業中に限っていつもより酷くなるのよ〜。
 今日は日がな一日、HDDが逝った・逝きかけてエラーが出始めたPCのリカバリをしていたのだが、今日だけで4台持ち込まれ、交換用HDDが残り1台に……先週見積もりを要求して今朝発注して届くのは月末……持つのか?
 ネタが無いし、眠いので寝る。

1月13日

 オックスフォードの大学生向け英英辞典が欲しくなる今日この頃。でも高いから買えない。
 松文館裁判地裁判決。残念ではあるが、現状の局部修正の無さでは敗訴は仕方が無いところではある。グラフィカルなメディアである以上、局部修正という点では敗訴は止む無しとは思う。その一方で、裁判所側の作品としての物語・芸術性評価の部分は問題であろう。8割がエロ表現だから駄目、フツーの人では物語性を読み取れない、というのはおよそ創作者の主観にのみ負う作品意図を強権否定するものであり、言論統制に繋がるもの、として出版界の反発は必然であろう。大体、所謂文学作品がフツーの人にその意図や主題がマトモに読み取れると思っているのかね? 国語の授業で散々読まされつづけていたわけだが、きちんと文学作品の読解の仕方を習ったのは、あの既知外高校の2年の後半だ。しかも、そんな文学読解能力はテストの現代文の読解問題とは全く異なる技能だから、フツーの人は習わないだろうし読み取れねーと思う。読もうとすると、作品の時代背景と作家の時代背景の両方を十分に調べた上で精読しなきゃならんからな。通読することは簡単でも読解することはフツーの人には極めて困難なのだがね。裁判では「物語性については理解を示すが、描画により直接的に視覚に訴える部分の多い作品である以上、描画には写真に準ずる配慮が必要だ」というのが有罪にする理由の落しどころだったのではないかと思う。それでも、直接描写で視覚的に訴える作品のうち、立体作品は野放しってのがなぁ……。この立体問題は『ドクター秩父山』でネタにされていたが。
 無修正同人誌が一般販売を意図せぬ同人誌であっても無修正は駄目だ、ということになり商業誌でも局部修正が大きくなってから、「性器」以外OKの時流と共に10年かけて局部修正を極小化してきたという経過があり、その中で無修正……絵であること自体が修正に相当するという観念で世に問うてみたところ、お上としては駄目、となったのがこの裁判なのだと解釈している。儂としては、写真・絵画によらず局部修正要求そのものが時代にそぐわないと思う。性的な描写のあるものは18禁なり20禁なりで販売・供覧に十分な注意義務を負わせれば十分だと思う。その上で、絵もアダルトコンテンツと認定して年齢制限のみの局部修正無し……所謂ポルノ解禁に移行するべきだと思う。恐らく、この裁判は控訴しても負けるだろうが、裁判の影響は「絵も写真に準ずるアダルトコンテンツ」の認定に止めて、時流の変化に応じてポルノ解禁への道筋の1歩にして欲しいなぁ、と思う。ポルノ解禁になればX指定はかかっても、表現の自由度は格段に上がるからな。
 それにつけても、この裁判の背景と経過と同人界に与える影響についてのコメントを儂に求めるのはどういう意図かね親父殿。

1月12日

 昼前に起き出して、本日の室内不要物排出のプランを立て、昼食。またカレーだ。
 午後から、予定通りゴミの排出。行李一杯の5インチFD目分量で400枚ぐらいを廃棄。ついでに問題のあったレーザープリンタも廃棄。こうして出来たスペースにケース詰してある漫画とDVDを放り込む。親の見た目には何も変わっていないが、大袋3つ分のゴミを排出した実績があるので心証は良し。後日親の不在時を狙ってコミック用とDVD用のケースを調達してくれば、床に積み上げた本が減るという仕掛け。次の週末は同人誌を少し50冊ぐらい捨てないとなぁ。
 夕方に少し散歩。ゲーセンに立ち寄ると、またソウルキャリバーがなくなっていた。
 夜、調べ物をしながらZガンダムをプレイしながらエロゲーをプレイ。『拐』のイベントマトリクスも大分埋まってきたな。

1月11日

 8時過ぎに起き出して、徹夜組と寝床を交代。ひやむぎ氏と松屋へ朝食に。「昼飯カレーだと思うけど、カレーでいいのか?」「カレーは別腹」「まぁ、儂もカレー連続は平気だけどさ」という会話をしながら朝食。14時には万城目が起きるだろうから、それまで買い物して昼飯食って帰ろう、とNick−IB師匠と話して秋葉へ。お互い予定通りの品+αを調達して基地帰還。荷物整理をしていると、ほぼ14時に万城目が起き出して予想通りと笑い、昼飯をどうするかと訊ねたら「カレーに決まってんだろ」との予想通りの返答に笑う。
 トプカがちと混んでいて、外で暫く待っていたら、店からの差し入れが……アイスティー。無碍に断ることも憚られたので皆で震えながら氷入りのアイスティーを飲む。
 食後、駄弁りが長引いたり、基地に戻るとテレビ番組が愉快だったりしたので予定より長居して家路につく。上野駅でNick−IB師匠と別れ、ちょいとまんがの森に寄るも、目的物無しのためそのまま帰宅。
 夕食はカレーであった。3食カレーかよ。全然構わないけど。
 パソコン、主機の調整……DVD−RAMドライバとNICドライバが相性よろしくない。症状からしてDVD−RAMドライバの監視が良くないと思われ。コケるのがNIC側なのでNICのドライバをアップデートして、その後システムバックアップ。さらにエロゲー。26時に就寝。

1月10日

 新年会兼Route39先生誕生会故上京。
 秋葉でベンガルで毎度の骨無しチキンカレーを食して後、テキトーに買い物して、ひやむぎ氏と簡単な連絡を交わして基地へ。新年会出席者の最終人数を確認して、店の席を押さえて、池袋で色々と物色する。
 宴会は例によって酷い呑み会。欠食児童は奥に行くなと去年の新年会でも儂がぶーたれていたような気がするが、気のせいか?
 Route39先生は誕生日プレゼントのX−BOXを予想以上に嫌がってくれた。下手したら本気で嫌がっていたのかもしれない。でかいからねぇ……。
 終了後、ひやむぎ氏が麻雀打ちたいと言い出したが、面子が揃わず断念。日を改めて麻雀をすることに。基地に戻って駄弁って早々に寝る。

1月9日

 昨日から引継ぎの厄介事や本日発生の面倒で一日中駆けずり回って残業に突入する始末。疲れた。
 本屋で『まんがタイムきらら』と『Missing』を買って帰宅。
 眠い。ドライアイが痛い。山梨の連絡が遅い。寝る。

1月8日

 組合から「御家族様分も御署名願います」と渡された「憲法改悪反対署名請願書」を「憲法改正賛成」と破り捨てた組合青年部役員の儂。それを見ていた組合役員の同僚は「憲法改正賛成」と言って署名請願書を投げ捨てた。
 本日は一昨日組んだスケジュールに従って仕事していたのだが、昼前からトラブルや面倒が舞い込み始め、終業直前に致命的に面倒な話が舞い込む。次年度設営開始・次々年度稼動予定のWEBサーバー群を機能拡張して次年度稼動させよとトップ通達。で、なにやるのかって、メールマガジン配信だと。どこがメールマガジンを作るかも、どんなメールマガジンを作るかも決まっていないのにだ。機能拡張はともかく、前倒しには強硬に反対し「マガジン配信だけならどうせ読者は最大600人しか見込めないんですからインクリメントPの2万円のソフトで十分ですよ。万単位の読者なんてありえませんよサーバー1基追加と業務用の強力なソフトと前倒しに伴う設定依頼で2〜6百万かかるんですよ?」と諫言したのだが、聴きやしねぇ。トップ命令だから特命予算がつくのだろうから、予算が取れなくて断念した機材を少し紛れ込ませちゃる。
 こんな状態では呑まなきゃやっていられんのでラム酒を呷ってゲームに邁進。

1月7日

 午前中は健康診断で潰れ。午後は昨日組み替えたスケジュールに従ってテキトーに仕事。
 秋のための同人作業開始。ここにきて色々とチェックすることが多くて、早めに準備せにゃならんのよ。
 読書に関して壮絶に馬鹿馬鹿しい喧嘩を母親としたのだが、再現してみたのだが、長い上にあまりにもアホらしいので削除。本を読みたくないなら適当な御託を並べず素直にそう言うがヨロシ。
 七草粥な夕食にピザが付く。七草粥の意味が無いような気がするのは儂だけ?
 今日こそは通販依頼をしようとして、似たようなタイトルを買ったような気がするので確認したら、やっぱり買っていてセーフ。年末はうっかりダブった……というか、届いた古本の状態が悪くて買いなおそうかとか考えながらページをめくっていたら、読んだ事があるような気がしたので本棚をひっくり返したらやっぱり出てきたということがあったりしたのよ。
 PS2『Zガンダム』をかるくプレイしてから、エロゲー『拐』。1回通してプレイした後、マトリックス埋めにはイージーの方が楽かな、と思ってもう1度プレイし始めて就寝時間が予定の2時間オーバー。ヤバ。

1月6日

 いかん、仕事をする気が起きない。いや、良くある事だが。
 飛び込みでPCのメンテの仕事が入ったので、やる気にならない既定の仕事のスケジュールを組み替えて、手をつけたら……静電気が酷いのなんの。おまけにメンテでは済まずに結局再セットアップになり、その間静電気喰らいまくり。キーを押した瞬間にバチッとくるのは非常に心臓に良くない。
 今日から通販再開しようと思ったが、うっかり『グッドラック 戦闘妖精雪風』を読み始めてしまい、気が付けば24時。明日は健康診断なのでネットに上がらず寝る。

1月5日

 仕事始め。出勤って、コミケ出撃に比べればとんでもなく楽な事だったんだ。
 年始の挨拶の後、書類の整理。1件結構面倒なのを年末に投げているので、これは水曜日までかけてだらだらやる事に変更。かくて業務は恙無く。
 衣装箪笥を我が部屋に引き込めとのお達しが出た。まぁ、夏までに実施すればいいかな、とは思うが、そうするとかなり大掛かりな部屋のレイアウト変更を伴わざるを得ない。そうすると、かなり大掛かりに部屋の荷物を廃棄せねばならない。
 ここは万城目の「10年使わなかったら捨てる」を参考にして「5年使っていないものは捨てる」で行こう。そうすると、PC9801の5インチシリーズは全面廃棄になるな。では、まずはここから実施しよう。行李一杯の5インチディスクを廃棄するから、これだけで棚1段分。ついでに9801RAも廃棄して机の中板1枚開く。次に5年使っていないのは……あー、この辺は週末に皆に相談しよう。
 PS2『Zガンダム』をプレイしながら、エロゲー『拐』。状態変化とか特別調教とか、プレイすればするほど『虜』みてぇだなぁ。

1月4日

 昼前に起き出して、ちょいとミニストップまで出向いて遅い朝食を買うついでにマロンパフェなど食ってみる。評価:あと一歩。仕方が無いことではあるが、最下層がババロアではね、あの層がアイスクリームならなぁ。
 午後は部屋のゴミ出し第二弾として文庫の山を……と思ったのだが、そのまま『戦闘妖精雪風』『フリーダの世界』を読んでしまい、片付けがねぇ……どーでもいーが、去年の正月も『フリーダの世界』読んで、ライスボウルで立命館大の勝利を祝って、ZyXの調教ゲーをプレイしていなかったか?
 兎に角、ある程度ゴミは捨てたいので、エロDVDを整理。要はハードケースを捨てて収納ブックに突っ込む作業。未見のDVDが10枚ぐらいあって、トホホというか、10枚程度までに消化していてよかったというか。いずれにせよ駄目人間。
 ゴミ出しが一段落してネットの必要事項を片付けると結構なお時間。それでもエロゲー。
 『拐』試行プレイ。ちょいとピーキーな調教を施したら、理性高すぎでハンガーストライキを喰らって進度低下とようやく開発が終わりかけたところで忠誠値が低すぎて脱走バッドエンド。理性は100〜150体力は80〜150程度が目安かね。

1月3日

 昼前に起き出して、同人格ゲー『熱闘ジャクニク学園』をプレイ。評価:ツマラン。キャラが少ない上に大味すぎ。必殺技を一通り見たら投げ。もちーと敵を強くして、あと3キャラぐらい増やしてくれればなぁ……。
 昼食後、部屋のゴミ出しをしながら正月最大のスポーツイベント、ライスボウル観戦。

祝 立命館大二連覇

 儂は毎年大学を応援しとりますよ。地力ではオンワードが勝っていたと思う。決定的なのは第3クォーターにオフェンスがビッグランのタッチダウンを決めてディフェンスが零封したことだろう。前半のようにフェイクが決まらなくなって加点が苦しい中で1タッチダウン分点差を広げたのは非常に大きい。第4クォーターはもう1タッチダウン喰らっていたに等しい内容だったしね。それにしても、4インターセプトを奪ったとは言え、敵より50ヤード以上も罰退が多くて勝っちまうんだから大したものだ。オフェンスも十分素晴らしいが、比較すればバックスの勝利だったかね。ゲイン−罰退ではオンワードの方が距離稼いでいるんだからな。あれじゃあ、甲子園で法政がボロ負けするわけだ。……って、日記をみかえしたらこの3年、似たような事書いている。一昨年は関学だったけど。
 夜、メルティブラッド・リアクトの体験版をプレイ。評価:面白い。全ての同人2D格ゲーにこのレベルを求めるのは無謀すぎるが、この操作性の良さは各サークルともがんばって目指して欲しいもの、というのがプレイヤーの素直な願望である。
 ZyXの調教ゲー『拐』プレイ。なんか、D.O.の『虜』をプレイしているみたい。システムもシナリオも。まぁ、虜より格段にヌルいが。適当にプレイして、バッドではないがグッドではないエンディングにたどり着く。グッド取るだけなら楽そうだな。

1月2日

 昔、隻腕のゲーマーが居た。まだあの店が健在だった頃、そいつはたまに現れては、右腕1本で対COM戦をクリアできる程度にスト2などをプレイしていた。親指でレバーを挟み込み、小指と薬指で6ボタンをきっちり使いこなしていた。あの店が寂れてから、ずいぶんと長いこと見かけなかったが、そいつは健在だった。そいつは昔と変わらず右腕1本でギルティギアXXをプレイしていた。流石に今時のあの手のゲームに求められる細かいコンボコントロールは無理な様子だったが、対COM戦はこなすには十分な程度に連撃を繰り出していた。そいつとは言葉を交わしたことも無いが、昨今のアホウな操作要求にも屈することなくゲーマーでありつづけてくれたことが、妙に嬉しかった。

 そんなこんなで午前中に鹿島神宮を参拝して午後は散歩。ワンダーグーの正月特売でカプエヌケイ2が2004円だったので、古いゲームだが藤堂のために買って来る。ついでにゲーセンに寄ったら、ソウルキャリバー2がシングル台で復活していて、しかもコンクエストモードが引き継がれていたので、持ちキャラを一巡させる。
 夕食後、ハバネロを肴に酒を飲む。ハバネロはカラムーチョより辛くないような気がするが、カラムーチョより格段に旨い。但し、辛味と塩味が後に残るので酒の肴には向かないと思った。でも食い始めた以上、1袋空けて酒を飲む。むぅ、ちょいとラムを入れすぎたか。結構酔って来たかな。

1月1日

 未だ体調不完全なれど、耐えられるレベル。去年と違って、マトモな年明け。新年の挨拶、朝食の後に年賀状のチェック。で、今年もまた儂宛の年賀状があって怨嗟の声を上げつつ、体調不完全なのでベッドに帰って昼まで寝る。
 昼食後、コンビニで印刷済み年賀状を買ってきて返礼の作成。年始回りに来た従兄殿と茶をしばいてから郵便局へ。今日の内に出しておけば3日に配達されるからな。
 ついでにコーヒー豆を買って来いという指令を受けていたので、コンビニに行くが、所謂モンカフェタイプしかなくて、豆そのものはおいておらず、遠回りして別のコンビニに行くしかないのかな、と思ったら、商店街で1件だけ開いていた喫茶店で自家焙煎の豆を売っていたので、これ幸いとモカマタリを購入して帰宅。
 夕食後、ネット周りの作業を済ませたらゲームに走る予定……だったが、ネット周りの連絡だなんだをしていたら23時を回ってしまったので寝る。明日は鹿島神宮まで年始参りにいくので夜更かしは車酔いの危険が高すぎるのよ〜。

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