本屋に行って伊崎 浪御大の新刊を漸く回収。読んでいて、ふと先日のゼンキ様との話を思い出す。要は「青春の痛み」というヤツなのだが、その時感じた違和感の正体に漸く気付いたわけだ。つまり、原体験となる「青春」がちょいと儂等は特殊だったようだ、ということだ。簡潔に言えば、儂等の高校生活は蓬莱学園だった。蓬莱学園はスラップスティックな学園ドタバタＲＰＧだが、あれの大道具・小道具を現実レベルにすれば、あの荒唐無稽と思われる行動様式・日常が儂等の日常であった。その様な儂等にとっての「些細な日常」は、他者から見れば「とんでもない日常」になる事は大学で確認済み。現実にはもはやあのアナーキーでアグレッシブでそれでいてアナクロな世界は消え去っており、そこにこそ追憶と郷愁がある訳だが……痛みなど無い(笑)。そもそも俺様に辞書的意味合いの恋愛感情などある筈が無い(爆笑) 従ってそーゆー切り口のせーしゅんモノの痛みなど全く無い。然るに、青春時代の痛みという観念そのものに違和感を感じてしまった訳だ。
とどのつまり、儂みたいな輩が青春時代とゆー物を描こうとすると『奇妖研』(儂の旧作)みたいな物になるが、一般に青春物と呼ばれるものを作ろうとすると、今日の話の発端の『未来のゆくえ』収録作では『最後の夏』か『肩幅の未来』みたいな物を目指す様になる訳だ。こういう路線は１０年程書いていないから、もう構成力ないだろうなぁ。
色々読みたくなって『ハイパーボリア』を引っ張り出す。儂にとっての「共感できる青春」ちうのはどうしてもこういう物になってしまう。まぁ、所詮人間はその経験に立脚してしまうもの故、個人経験の差に起因する差異は如何ともし難い。
そらさと先生に起こしてくれるように頼んでおいたので、それなりに真っ当な時間に起床。明日はときメモ２＆デス２の続編二大タイトル頂上決戦ということで、このネタでそらさと先生、朝から飛ばしまくり。
そらさと先生出勤後、儂は一人でオルセー展を観に上野へ。美術史の講釈を連れの小母さんにしていたお姉さんが、彫像の元ネタを知らなかったことに、聞こえてしまった儂は吃驚。美術史知っていれば、ギリシア・ローマ・ゲルマン神話民話は必修ではないのデスカ？
美術史は知らなくとも、大雑把な欧州史は知っていた為、世相と美術の推移を考えながら観るのは、美術に造詣が浅くとも楽しめる。
帰りがけにポスターを数枚購入。会計の手際が悪いのは、専門ではないからと許容範囲だが、ポスターの取り扱いの拙さには不快感を表明。一応絵を扱っているんだからさぁ。アニメイトの店員とまで行かなくとも、秋葉のソフト屋を見習え。
ネットに上がって何をするつもりも無かったが、ささやかなページを作ろうと思い、寄稿の内諾も取り付けたので、まずはクレジットカードを申込に東京へ。儂は年収と預金残高的に信用度がちとアレなので、銀行系のカードよりも信販系のカードを作りたかったので、どうせなら、ショップ提携カードを作ろうと画策しての上京。
秘密基地に泊っていた竜次と合流して買い物しばし。辛抱堪らんとかいって、ドール服を買う光景は実に微笑ましい(笑)。これだから他の趣味人との買い物は楽しい。儂はエロ同人誌数冊のみで終り。竜次と入れ違いの形で秘密基地へ。
ゼンキ様が晩飯に焼き肉を食いに行こうと言うので賛成して池袋〜目当ての食い放題の店が満席だったので、焼き肉を中止して青龍門で台北料理。非常に美味しゅう御座いました。また良い店教えて下さいね＞ゼンキ様
終電で帰ろうと言う目論見は放棄して秘密基地にてそらさと先生と枕を並べて討死に〜。
本日もスーチーパイドラコン。ドラ１９
ドラカンコってミルキー、さらに相手の開けたカンドラ暗刻。ピンキッシュな裏ドラ炸裂でカンツだけでドラ１６。そろそろ運も限界だろう。シホでチェリーパイと打つのが吉。
本日のスーチーパイドラコン。ドラ１５
疲れたのでそこそこで寝る。
本日のスーチーパイ。今日はドラコンモード。ドラ１４
Ｎｉｃｋ−ＩＢ氏の持つ記録は幾つだっただろうか……。
本日のスーチーパイ。東一局親の１本場にて和がった役。
天和 字一色 四暗刻 四喜和
さすがはイカサマ雀士、１９２０００点の和がりなんて桁が違う、違いすぎる、酷い。
散歩がてらにゲーセンに行って、何気にレイブレーサー最上級コース。勝てそうで勝てないと熱くなるのは当然の帰結なので、３回目でようやくトップとって満足して帰宅。
で、帰ったら駅まで車を出してくれとの御注文が。まぁ、良いけどと請け負ったのが運の尽き。ハンドル握ったら、さっきまでの非現実的ハンドリング感覚が蘇ってしまい、駅までの往復２キロちょいの僅かな間に、ちょっと危険なステアリングしそうになること４回。うち２回はハンドルを３０度傾けてから理性が働くというピンチのテーマかかりっぱなしな状態。ここでちょいとスピードを出すと、気分はもうデススロットルに逝ってしまいそうなので、とっても楽しかった、というか当分レイブ自粛。息抜きはタイムクライシス２に決定。
あまりの暑さに目が覚める。一体何なんでしょうねこの気温は。１１月半ばだよ？
で、日が暮れると一気に気温が下がるものだから非常に体に良くないねぇ。
本日は竜次と冬コミの本について最終確認。というのは建前で（今回儂の出番無し）、双方覚悟完了の上で愚痴の零し合いぶっ通しで４時間。端から見たらデンジャラスシード発芽育成中というか殺人狂のアナーキストのテロリストと思われた事請け合いなので内容は結構面白いのだが割愛。心の余裕は手持ちの金の量に比例する、とか、書き出すと長くなりそうだし。それに儂は他人の愚痴を聞いたり読んだりするのは色々と糧になるので基本的に好きなのだが、基本的に嫌いという人も居るであろうし、ここ暫くこの雑記も愚痴が多かったし。
愚痴は愚か者の痴態ということだが、精神安定には特効薬である。なぜなら、我々は聖人君子ではなく人間のクズの愚者だからである。人型をしたブタや人語を話すサルよりはマシな存在と自負しておるが、人間としては最低のボトムズ野郎であると自覚しておる。故に、我々の周囲に居る我々より素晴らしい人達にかける迷惑を低減させる為にもボトムズ野郎同士で愚痴を零し合い、度量の広い方々の慈悲に縋って愚痴を零させてもらって、なんとか社会適応のバランスを取っているのが実状である。バランスを崩すと本物の殺人者になると思う。特に儂。
まぁ、とにかく、これでお互い創作活動が出来るレベルまで精神状態は改善されたので、その意味では冬コミのための会合というのは嘘ではないわな。
職場の３０穴パンチが書類を噛んだまま動かなくなる。仕方がないのでバラして書類を外して組み直す前にシリンダをチェックすると３本が引っかかって動かない。仕方がないのでハンマーとプライヤーで引き摺り出してヤスリがけ。念の為他のピンもチェックすると、そろいも揃ってヘタってやがる。
結局３０本中２７本をヤスリで磨くことに。こういう作業は楽しいし、午後丸ごと潰せたので宜しいのだが、スーツ着たままやる仕事じゃないよな、これ。
課長がワープロのＦＤにコーヒーこぼしてしまい、課長の半年の労作カルクデータがとんだ。ちなみに内容は、儂がアクセスで作れば１日半で遥かにマシな物が出来る程度のカスなデータである。
いい加減、私物化したそのワープロは捨てろという神の御告げだ、と係長と儂で笑っていたら、課長が脅えた小動物の様な目をして係長に「何とかならんか」と哀願。儂の所に来ないのは、儂が二つ返事で「無理です」と切り捨てて「いつまでもワープロなんか使っているからです。いい機会ですからパソコンに切り替えましょう、ついでにこのワープロは本来の管理課に返却しておきますよ」と追い討ちを掛けられるのを知っている為。
さて、係長様は駄目になったＦＤからディスクを取り出して乾燥させ、空きＦＤのケースに移植という外科手術を敢行。結果、アンフォーマットディスクと認識されてしまう。
ここで、意見を求められた儂がうっかり「ＦＡＴ領域辺りが物理汚損しているのでは？」と言ってしまった為、係長様はディスクを水洗い！乾燥してから再度トライ。今度は成功。
あーつまんね。ワープロ撲滅のため、課長の机にフェライト磁石放置計画立案中(笑)
「パソコンで変な警告が出ちゃったんだけど……」そう呼ばれて覗き込むと、そこには何とドクターワトソン御大が！
私、ワトソン先生は初めてお目にかかりました。
さくっと自分の仕事を済ませてぐーたらしようと企んで職場へ。したら、他人の火消し＆外線応対で自分の仕事が全然出来なかった……。